こんにちわアラチャンです 😆
今回は空手道3段の僕がおすすめする
「心と体を鍛える格闘漫画!超超厳選4作品」
をご紹介します!
※ランキング形式ではありません。
厳選した主人公のポイント
下記の3点を選定基準にしました。
- もともとは気が弱く、いじめられっ子であること
- 人間であること(サイヤ人、サイボーグ、ロボなどではない)
- 成長する様が楽しめること
- これを読んで「自分も同じようになれるかも」と心が奮い立つこと
はじめの一歩
とにかくメジャーなボクシングマンガ!
読んでなくともこの作品名は一度は目にしたことがあるはず!
主人公 :幕之内 一歩(まくのうち いっぽ)
スペック:母子家庭のいじめられっ子 、釣り船屋を親子で経営する
【概要】
いじめられっ子だった幕之内一歩はひょんなことからボクシングに出会い、熱中していく。一歩は『強いってどういうことだろう?』という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え抜き、強くなっていく。数多の強敵との死闘を勝ち抜き、国内屈指のハードパンチを持つ日本王者となった一歩。その次なる目標は遥かなる世界王者への道! 限りなく熱く純粋な一歩のさらなる挑戦が始まった!!
主人公である一歩が『強さとは何か?』という単純ではあるが難しいテーマの答えを見つけるためにひたむきに努力を続けていく王道ボクシングマンガです。
現在も連載中であり単行本はなんと衝撃の121巻が既刊!(2018年5月時点)
全巻読破するにはそれなりの時間と気合いが必要となりますが、それを補って余りあるほど登場する人物それぞれのストーリーが詳細に描かれていて飽きることがありません。
主人公を幕之内一歩と↑では書きましたが、作者曰く「登場する全ての人物が主人公」とのこと。なるほど納得の熱さです!
そして、作中には多くの名言が登場します。
中でも僕の最もお気に入りなのは
「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし! 成功した者は皆すべからず努力しておる!!」
という一歩が通うボクシングジム「鴨川ジム」の会長の言葉です。
これって決してボクシングだけでなく、すべてに通じるものじゃないでしょうか?
何かを諦めそうになった時、この言葉で心を奮い立たせましょう!
もちろん、この他にもたくさんの名言が出てくるので、それは是非作品を読んでみてください。
ホーリーランド
主人公 :神代ユウ(かみしろ ゆう)
スペック:いじめられっ子からの引きこもり、家にも学校にも居場所がない
【概要】
高校生の神代ユウは、家にも学校にも居場所を見つけられず夜の街にいた。華奢な外見であり、ひ弱ないじめられっ子であったユウだが、ある時、本屋で見掛けたボクシングの教本を手に取り、内容に書かれていたワン・ツーを覚え、人知れず自室で訓練を繰り返す。そして何ヶ月か経った頃、夜の街で自分に絡んできた不良達をワン・ツーで倒していったユウは、次第にヤンキー狩りと呼ばれ恐れられる程になっていた。その名に引かれるように、腕に憶えのある不良や格闘家達がユウに挑みかかり、彼だけではなく初めて出来た友人や仲間達をも巻き込んでいく。しかし、繰り返される強敵との闘いの中で、ユウの実力は更に上がり、その強さで、夜の街をうろつく若者たちの中で路上のカリスマとも言える存在になっていくのだった。
キャッチフレーズは
「マンガ史上最も熱い路上格闘」
キャッチフレーズからも分かるとおり、このマンガの良さは路上で行われる喧嘩(ストリートファイト)と様々な格闘技の「リアルさ」と「分かりやすさ」です!
作中に作者自身の経験や感想にもとづいた解説が入るのですが、この手法により格闘における各シーンごとの描写がとてもわかりやすくなっていて、実際にトレーニングする際にもとても有効です。
そして、何より主人公のユウが強くなっていく様がとても面白いです。
概要の中ではサラッと「ボクシングの教本を手に取り、内容に書かれていたワン・ツーを覚え」なんて書いてありますが、ワン・ツーを覚えるに至るユウの狂気とも思える練習回数!
誰しもがいきなり強くなるわけではなく、「変わろう」と強く思った者の圧倒的な行動こそが人を変える!という様子をまざまざと見せつけられます。
「いじめられっ子」が多くの闘いと仲間たちとのつながりを経て「路上のカリスマ」まで成長していく様は圧巻です!
こちらは先ほど紹介した「はじめの一歩」と違い全18巻と一気読みもしやすくなっています!
史上最強の弟子ケンイチ
主人公 :白浜 兼一(しらはま けんいち)
スペック:いじめられっ子、武術の才能は全くないと師匠達から言われる
【概要】
いじめられっ子の主人公・白浜兼一が女性武術家・風林寺美羽と出会い、信念を貫くための強さを手に入れるために様々な武術を極めた達人が共同生活をしている道場・梁山泊に入門し、数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語。本作で登場する多種多様な武術は、ほとんどが実在のものであるという特徴がある。
バトルシーンよりもとにかく修行をするシーンが多いのが特徴!
それは主人公の兼一が師匠達から「武術の才能が全くない」と言われてしまっているからであり、常人の何倍もの努力、生命の危機をも感じるほどの修練をすることでしか他者に追いつけないからとのこと。
この描写は個人的にメチャメチャ素晴らしいなと思っています。
少なからず「強くなりたい」と思った時には、己の体を鍛えなければいけない状況に必ずなります。
その中でツライ時、苦しいことがあった時に人はこう思ってしまうんです。
「自分は普通の人より筋肉がつきにくいから無理だ」とか
「普通の人より元々体力がないから無理だ」とか
「自分には何かしらのハンディがあるから無理だ」とか
できない理由を探しにいってしまうんですね。
でも、このマンガの中では
「才能が無いからこそ、生命の危機を感じるほどに常人の何倍も努力する」ことによっていくらでも強くなれる!
というのを見せてくれています。
今、自分が弱いと思っている人でも努力次第でいくらでも強くなれます。
自宅トレーニングの最中で心が折れそうになったら、この兼一に自分を重ね合わせて見ましょう!勇気が湧いてくるはずです!
ちなみに話は変わりますが、この作品はお色気要素もふんだんに盛り込まれており、女性キャラが強い&可愛い&若干エロいです笑
とにかくポチってます笑
個人的には主人公の兼一が思いを寄せる風林寺 美羽(ふうりんじ みう)よりも、香坂しぐれ(異名:剣と兵器の申し子)が好き!
全69巻と結構ボリューミーですが、何がポチってるかも楽しみながら読んでみてください!
また、興味があればこの作品の前身となる「戦え!梁山泊!史上最強の弟子(全5巻)」も面白いと思います。

史上最強の弟子ケンイチ コミック 全61巻完結セット (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松江名俊
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/02/18
- メディア: コミック
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軍鶏(しゃも)
主人公 :成嶋 亮(なるしま りょう)
スペック:内気な性格、虚弱な体格、少年院入所時に陰湿かつ残酷ないじめを受ける
【概要】
自分の両親を刺殺した優等生の少年・成嶋亮が少年院に入り、そこで出会った空手の達人・黒川健児に師事して「生き残るための空手」を身につけ出所してからは格闘界に入り、無軌道なバトルを繰り広げてゆく。
えぇと、最後のご紹介ですが、今までご紹介した3作品とはテイストが変わります。
主人公の成嶋亮(なるしま りょう)は裕福な家庭で生まれ育ち、東京大学にも現役合格間違いなしと言われるほどの優等生でした。
そんな、彼が16歳の夏、突如として両親をバタフライナイフで惨殺する。
という冒頭から衝撃的なシーンではじまります。
その理由について、亮は「今までずっと両親は自分の心を殺してきた」と。
両親刺殺の罪から少年院に入った亮はそこで同じ院生や教官からも「親殺し」としてひどいいじめを受けるのですが、「生き残る為に」空手の技術を必死で磨くことになります。
上の3作品が
「強くなって変わりたい」という思いからはじめた格闘技であったのに対し
「強くならなければ生き残れない」という命に関わる状況からはじめる格闘技。
そして、この作品にはテーマとして
- 人間の性は悪だ
- 「身体を殺されない」ように、「心を殺されない」ように強くならねばならない
というものがあります。
とにかく闇が深い!
このマンガをざっくり表すと
「グロ、エロ、暴力」
しかし、そこが逆にリアル。
「格闘技」が「競技」となっていくことへの強烈なアンチテーゼ!
作中にも出てきますが、「殺されないように」発達したのが格闘の技術であると。
その通りであり、格闘技の技術が磨かれた中での恐い側面(目潰し、金的などなど)を痛いほど見せつけてくれます。
まず、1巻の半分も読み切らないうちに、ち○ち○が痛くなるくらいの思いをすることになるでしょう。
今、自分の「身体や心が殺されてる」と思う人は殺されないように強くなりましょう。
こちらは全34巻です。
最後に
今、きみがいじめられて悩んでいるなら
僕のことを少しだけ最後に話します。
父親の仕事が転勤が多かったこともあり
幼稚園を3つ
小学校も3つ
となかなかの転校生っぷりでした。
転校生は良くも悪くもみんなから注目されます。
その中ではやはりあまり良くない方の注目もあって、放課後に同級生たちとの小競り合いみたいなことが結構ありました。
1対1ならまだなんとか勢いでやっつけられるんだけど、3対1とかね!
無理じゃんね!
親にも言えず泣いて帰った時もありました。
そんな時ってこう思うわけです。
「強くなりたい。もっと自分が強かったらなぁ。」って。
そんな思いもあって僕は小学生の時に空手をはじめて高校生の時には3段まで取得しました。
格闘技をはじめた瞬間は「もっとあいつをやっつけられるように」とかいう思いばかりですが、強くなっていくと「自分が強くなったことで、何かあった時には誰かを守れるかもしれない」という思いに変わります。
僕の持論ではありますが、強い人は優しい!
あなたをいじめている奴は「弱い」んです。
弱いからこそより自分より下になる相手を探してるんです。
あなたは強い人になってください!
今回紹介した主人公たちも最初は「ひ弱な」「何もできない」人でした。
いきなり強くなることもありません。
少しづつでも何かが変わる行動を起こしてみましょう。
このブログがあなたの役に立ったらうれしいです。
では、最後に一言
まずは自宅で出来ることだけでも良い。
強くなるために「ひたすらに爪を研げ!!」