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【紅の豚】名ゼリフ「飛べねぇ豚はただの豚だ!」を聞くといつも『はれときどきぶた』を思い出しちゃう件

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

こんにちはアラチャン@aratyan_jpです😆

 

ジブリの名作『紅の豚』が放送されました。

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超有名な名ゼリフ

「飛べねぇ豚は、ただの豚だ!」

 

主人公のポルコが旧友であるジーナのところに電話をかけた時に吐いたセリフです。

 

このセリフに世の中の動ける小デブが熱狂したのは間違いないでしょう。

 

僕の周りでも「思ってたより結構動けるじゃん?」というみんなからの言葉に対し、このセリフをぶち込んでくる小デブ友達がいました。

 

まぁ実際のところ「飛ばない豚はただの豚」ですけどね。

 

ところでこのセリフを聞くたびに僕の頭の中には

「飛ぶ豚?降る豚ならいたじゃん!」

ということでいつも思い浮かぶが物があります。

 

それが児童文学作品のはれときどきぶたです。

 

子供の頃、大好きでメチャメチャ読みました。

アニメ化もされたので知ってる方も多いかもしれませんが、知らない人のためにご紹介します。

はれときどきぶた』とは?

はれときどきぶた』は矢玉四郎原作の児童文学作品。1980年初版。略称ははれぶた
小学校3年生である主人公の畠山則安が未来の日付で日記に書いた荒唐無稽なことが現実になってしまうというストーリー。続編も書かれ(本稿で述べる)、アニメ映画やテレビアニメが制作された。日本国外でも英語版、中国語版、タイ語版などが翻訳出版されている。 引用元:wikipedia

 

日記にふざけて書いた内容が現実に起こるという「デスノート」のリュークも真っ青でションベンちびっちまう能力を持つスーパー小学3年生畠山則安(はたけやまのりやす)君が主人公の児童文学作品です。

もちろん児童文学なのでデスノートのように人を殺してしまうようなことはありません。

 

そもそも何で「ぶたがふる」なんて書いたのか?

大まかなあらすじとともに紹介します。

あらすじ

主人公の則安(のりやす)君は 小学校2年生のときから毎日日記をつけていました(これ凄くないですか。地味にできないことですよね)。

 

さらに偉いことに書いた日記を毎日先生に見せてたんですね。

それに対し先生が「日記は人に見せるものではないから、見せなくてもいい。その代わり本当のことを書きなさい」というのです。

 

先生に言われた日からは「誰にも見られない日記」だからこそ、失敗した恥ずかしいことや間違ったこと、何でも毎日書き綴っていたんですね。

 

それがある日、帰宅するとお母さんがこっそり日記を読んでいるシーンを目撃してしまいます。

 

見られたくないものを見られ、腹を立てたのりやす君はある作戦を思いつきます。

 

それは現実に起こっていないこと。そう、未来(明日)のことを日記に書いてしまおうというものです。お母さんへの完全なる反逆心からですね。

 

そして、ここからデタラメに書いた「あしたの日記」がどんどん現実に起こっていくようになるのです。

日記に書いた内容

・ トイレに大きなヘビが現れた 

 → これが最初の実現した内容。そして、これに味をしめて次は・・・

 

・ お母さんが「エンピツの天ぷら」を作ってお父さんがおいしそうに食べた 

 → 反逆のカリスマ魔娑斗もビックリの反逆です。どちらかというと被害者は無関係だったお父さん。

 

・ あしたの天気は晴れときどきぶたがふる

 → これが本の題名にもなっている壮大なやつ。天候を操るどころか天気を超越し、ぶたを降らせるという超絶スペクタクル!もはや神!のりやす神誕生!ハリウッドも真っ青の展開であります。

 

最終的には町全てがぶたに覆われすぎて、やばいと思ったのりやす君がページを消しゴムで消したことで事なきを得たというお話です。

 

これには子供の頃、読んで衝撃でしたね。

身近にある「日記」というアイテム。

その日記に書くだけで「自分の書いた事が現実になる」という心躍る内容。

そして子供を笑かす鉄板材料「ぶた」という最高の素材が大量に降り注ぐという圧倒的描写!

 

今こうして作品に込められた要素を見ても「そりゃあ、大ヒット作になるわ!」としか思えませんね。

親になった今『はれときどきぶた』から学ぶこと

ここで親目線で今「はれときどきぶた」を考えてみます。

 

真面目に書いていた日記を見られて反逆のカリスマとなったのりやす君でしたが、最後には日記を消しゴムで消したことで町中のみんなはぶたが降ったことすら忘れ、日常が戻っていました。のりやす君だけが非日常を経験したという事実。これは彼の将来に大きな影響を与えるでしょうね。

 

では、逆に

お母さんが日記を見ないままでのりやす君が大人になったらどうだったろうか?

 

これどうでしょうか?

作品の中で大人になった様は描かれないのでわかりませんが、僕は多分自分の夢にまっすぐ突き進む大人になってると思います。

 

(日記見られてるバージョンでも非日常体験から成功者になってる可能性はありますが、それは日記を見られる前に彼が思い描いていた将来とはもしかしたら違うものに変化してるかもしれませんからね。)

 

のりやす君はそもそもが小学校2年生という低学年にも関わらず、親に言われるでもなく毎日日記を書き続けてこれたわけです。

 

先生に「見せなくてもいい」と言われてからも、「間違い」や「失敗」という恥ずかしい体験を書いてこれている。

 

これってなかなかできないですよね。

 

例えば僕の場合、ブログ書いてると失敗談でも「あっ!ネタになる。見てもらえるかも!」といった読者の方の反応を想像し、良かったことに脳内変換してるわけですが、誰に見せるでもない日記の中にしっかりと反省を落とし込めるってのは大人だとしても普通なかなか出来ないと思います。

 

まして実際に今、1年生の息子を育ててる身としては宿題やらすのだって一苦労ですよ。とても来年になったら日記つけるとは思えないもんなぁ。(いやわからない。こっそり書いてくれるかもしれない。それは探さないようにしよう。ということはつまり結局、書いたかどうかも分からないんだけど・・・。)

 

話が逸れましたが、のりやす君は日記を通じて

「毎日続ける」

「失敗、間違いも記録に残す」

ということを日常生活に落とし込めているんですよね。

 

成功しているアスリートや起業家の人で小さい頃から日記を書き続けていたという話をよく聞きますし、小さい頃の習慣って大人になっても結構身についてるものですからね。

最後に

 はれときどきぶたを入り口にして子供に日記をつけさせてみようと僕は思っています。

 

そして、もし日記をこっそりつけている様子があれば・・・。

 

子供を信じて見ないようにします。

 

将来、どんな大人になるか楽しみだ!

 

みなさんもはれときどきぶたを使ってお子さんに日記の習慣つけさせてみてはいかがでしょうか?

 

ということで今回も読んでいただきありがとうございました。

 

オシマイィィィィです😄

 

 はれときどきぶたはシリーズもたくさん出てます。

面白いんでぜひ読んでみてくださいねぇ。

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