こんにちわアラチャン@aratyan_jpです😆
ONE PIECE(ワンピース) 90巻”聖地マリージョア”を発売から1ヶ月以上経ってようやく読みました(遅いw)。感想&考察です。
※ネタバレありです。未読の方は注意ですよ!
この90巻はとにかく話の展開が早く疾走感、読み応えが凄い。
・ ホールケーキアイランド編が完結
・ 世界会議(レヴェリー)開催
・ 世界の新たな謎
・ ワノ国編へ突入
これが1冊の中に詰まっています。そして、伏線もてんこ盛り♫
巻によってはズルズルっとバトルが続いていってしまうパターンもあるじゃないですか。
そういうの一切なし。ホントにスピード感というか、疾走感というか読んでて気持ちが良いです。
それではさっそく本巻901話〜910話までのネタバレ感想・考察に行きましょう!
ONE PIECE 90巻までのあらすじ
82巻を入り口にしたホールケーキアイランド編もついにクライマックス!
サニー号に集結し後はビッグマムの支配域から逃れるのみ。
海に浮かぶ麦わら一味の海賊旗…。マム一味の襲撃に耐え切れず、やられてしまったのか!? 緊迫のWCI編、完結!! ──そして様々な思惑渦巻く「世界会議」編突入!! 引用元:Amazon 商品内容説明
ONE PIECE 90巻の各話感想・考察(前編:901話〜905話まで)
第901話〝死んでも死ぬなよ!!!〟
サンジのケーキを食べたビッグマムは恍惚の表情で「幸せ」と目にハートを浮かべてぶっ倒れたままです。
その間にビッグマムの支配下から抜け出そうとする麦わらの一味。
前話900話の際に沈められたと思っていたサニー号ですが、タイヨウの海賊団(魚人海賊団)の海坊主ことワダツミがタイヨウの海賊団の船と入れ替え、自身の口の中にサニー号を入れて救出していたのでした。
魚人族伝説のフィッシャータイガーが作った船を麦わら一味を助けるためにあっさりと捨て去ったタイヨウの海賊団。
「いま、仲間を守るため」に「永らく守ってきたものを捨てる」。
その決意に胸を打たれますね。
しかしすぐに船が入れ替えられていたことに気づいたビッグマムの艦隊からの攻撃が・・・。
そこにアラディン率いるタイヨウの海賊団が一斉に艦隊の前に立ちふさがり
逃げろジンベエ!!”麦わらの一味”!!お前達の出港を祝福する!!!
と言って、ビッグマムの大艦隊の足止めを始めたのでした。
自分の仲間達が闘っている様を見ていたジンベエはその場に残る決心をします。
あくまで理由はルフィたちを逃がすための「殿(しんがり)」を務めるため。
※殿ってのは戦の最後尾で追っ手から見方を逃す役目のこと
ここでのルフィとジンベエのやり取りが胸熱です。
ジンベエ
ここまで来てあの母船と艦隊に追われたら脱出はかなわんぞ・・・・!!!
この最後尾!!わしに務めさせてくれ!
しかとやり遂げ生きて戻る!!!
ルフィ
忘れんなジンベエ!!
お前の船長はもうおれだぞ!!!
ここでルフィが船長として命令を出します!
それがこの話のタイトルにもなっている
ワノ国で待ってる!!!必ず来い!!!
死んでも死ぬなよ!!!
いや無理だろ!
ってことではなく、命がけで必ず戻ってこいという、ルフィっぽさあふれる強く、優しい激励ですね。
この言葉に微笑んでるように見えるジンベエ。
そこへ復活したビッグマムも追いかけてきます。
大艦隊にどう立ち向かっていくのかというところで、ジンベエを加えた魚人海賊団の本気が・・・。
海の海流そのものを変えて大艦隊の行く手を阻みます。
ルフィたちは逃げ切れるのか?
ジンベエはこの状況からルフィの元に無事に戻っていけるのか?
と、ホールケーキアイランド編は最後まで気が抜けないヒリヒリとしたものを感じさせます。
その様子を遠巻きに見る世界経済新聞社の社長である「モルガンズ」の言葉で最後は締めくくられます!
近々「最悪の世代」と呼ばれる者達の中から・・・「海賊王」が誕生すると!!!
ルフィを高く買っている様子のモルガンズですが、あくまで「麦わらも候補の一人だ」と言っています。
「麦わらのルフィが海賊王の筆頭だ!」
とは言わないあたりがいいですねぇ。
最悪の世代の中から、後半戦で海賊王を争うにあたってルフィと激しい死闘を繰り広げることになるかもしれない相手がいる、という含みを持たせますね。
つまりはラスボス感たっぷりに描かれてきた黒ひげとのバトルが最終決戦じゃないってこと?
う〜ん、なかなかの伏線を張ってきますねぇ。
(個人的には”ウルージ”かなと思ってますが、この考察をここで書いたら長いので、別記事で書こうと思います。)
それと、もう一つ気になる言葉が・・・
「近々」
かなり物語が佳境に差し迫っていることを暗示しているのでしょう。
元々、100巻で終わるor120巻で終わるの2つの説が囁かれていましたが100巻で終わるとなるともはや残り10巻分しかありません。
まだ四皇のひとりカイドウとの戦いもあるでしょうし、最後の島ラフテルへの道のりもあります。残りの展開を考えると物理的に難しいでしょう。
物語後半のスタートが61巻だったことを考えると、120巻をラストの巻に持ってくるんじゃないかなぁと予想!
最後はかなり詰め詰めのてんこ盛りで読者を飽きさせないままフィナーレに向かっていくんじゃないかと勝手に思っています。
第902話〝END ROLL〟
”END ROLL”という題名どおり、ホールケーキアイランド編もいよいよラスト!
・ ペドロの死を知って責任を感じるサンジ。
・ プリンちゃんの最後のお願いとはなんだったのか?
・ カタクリが口を隠すようになった理由のエピソード
・ いろいろな思惑が渦巻いた中、闘いの勝者は結局誰だったのか?
・ ジンベエ達はビッグマムの追撃から逃げられるのか
そんな状況すべてを表現するように、まさに映画の"END ROLL"のごとく歌が流れています。
後ろ髪を引かれるように潮と風に船は引かれ戦いの海を後にする♫
欲張りな♫ママが仕組んだ大芝居
お伽(とぎ)の王子と美し姫の♫ 引かれ合わないあやつり芝居♫
香り誘う花の蜜にもしたたかな心あるように世に甘みほど恐いものなし
”後ろ髪を引かれる”のが
・ 早すぎる死を選んだペドロに対するサンジやキャロットの想い
・ 仲間になったばかりのジンベエを残したまま進む麦わらの一味の想い など
”世に甘みほど恐いものなし” ってところが
・ ビッグマムの甘いものへの執着心
・ プリンの恋心
・ カタクリの自分自身に対する甘えの心
などを表している感じでとても良いです。
ちなみに見れば十分にわかることなんだろうけど、サンジへのプリンちゃんの最後のお願いというのは・・・。
そのシーンを順に追ってみると
・ サンジに近寄り、口元のタバコを奪い投げ捨てるプリン
・ そのまま一歩詰め寄り背伸び
・ 最後にはサンジの目がハートマークに!
となると、最後のお願いとは「サンジへキスすること」だったんでしょうね。
でも、すぐさまその瞬間のサンジの記憶をぬきとり、「ありがとう さよなら・・・」と言ってその場を離れ、しゃがみ込み一人号泣しているプリンは切ないですねぇ。
サンジは「最後のお願いって何?」と聞き返しているので、もし二人がまたどこかで出会うときには、サンジから何かしらプリンへのアクションが起こされるかもしれませんね?
そして、いよいよラストはファンにはたまらない
サンジと海上レストラン「バラティエ」オーナーゾフのコラボレーション!
どんな敵でも腹はへる
さァ食え!!
食いてェやつにゃ食わせてやる!!
話はそれからだ!!
どんっ!!
と美味そうな飯を完成させたシーンで終わるという。
いやぁ、かっちょええわ!
第903話〝5番目の皇帝〟
どうやらビッグマムの配下だったゼウスは食い物につられてナミの下僕(しもべ)になったみたいです。これでナミの戦闘力も格段に跳ね上がるでしょうね。
というか何でゼウス仲間にしたんだろうなぁ?という疑問が・・・。
勝手な想像ですが、最後の島「ラフテル」にたどり着くにあたってゼウスの力が必要になる時が来るのでは?と思ってます。「雷が大好物」ってあたりがなんかね。におうじゃないですか。例えば、ラフテルの周りが雷雲に覆われていて進めないところをゼウスを使って進んでいくみたいな〜?どうなんだろう?まぁ、でも絶対にストーリーの中で必要だから仲間にしてるはず・・・?今後の展開を待ちましょう。
話を戻して、今回の「ビッグマム暗殺未遂事件」でサンジの懸賞金が「3億3千万ベリー」にまで跳ね上がります。ただ、手配書の名前も「ヴィンスモーク・サンジ」に変更されてるという悪名で上がったという落ち。
一方、ルフィは「1億5千万」に下がったと落ち込んでいましたが・・・。
新聞には・・・
5番目の「海の皇帝」現る!!!
と掲載されるほどに。
もうすぐ会えそうだなルフィ
と新聞を読みながら嬉しそうにニヤリとするシャンクス!
ここでブルックがふと気づきます。
ルフィの懸賞金「1億5千万」。
それは見間違いでなんと「15億」にまで跳ね上がってました!
実際、10億5700万ベリーの懸賞金だったカタクリを倒してますからね。
今まで判明している中ではカタクリが1位だったので、ルフィがこれで約5億も突き放す圧倒的1位に!!
「四皇」と言われてきた時代を破壊する新たな時代の幕開けですね。
余談ですが、途中で久々登場のコビーがルフィの活躍を嬉しそうにする様とか旅の始まりの頃を思い出してなんかジーンときました。
第904話〝革命軍全軍隊長登場〟
この回では始めにサボとドラゴンの重要な会話がサラッと話されます。
「今回の世界会議(レヴェリー)ではいよいよ天竜人への宣戦布告」をするとのこと。レヴェリーが大荒れになること必至です。
そして、とにかく革命軍の軍隊長を出し惜しみなく、一挙 公開!
● ”西軍”軍隊長 モーリー
(モリモリの実?の能力者・地面を粘土のように自在に操れる?)
※登場シーンがもりもりっと地面が盛りだして現れてましたし、名前もモーリーだし、モリモリの実かなぁなんて。
● ”東軍”軍隊長 ベロ・ベティ
(コブコブの実の能力者、人々を鼓舞し内なる力を沸き起こさせる能力)
● ”南軍”軍隊長 リンドバーグ
(発明した武器を操る、能力者ではない?)
● ”北軍”軍隊長 カラス
(カラスを操る?もしくはカラス化したゾオン系の能力者?)
正確に説明されていたのはベロ・ベティの能力のみでした。
ちなみにモーリーが「モーリー・ロバートソン」に見えてしまっているのは僕だけでしょうか?(違ったらゴメンなさいw)
それと、カラスの「ボソボソと喋る & 拡声器使わないと声が届かない」って設定が漫画「トリコ」の中で出てきたキャラクター「初代メルク」からかなぁ?なんて思ったり。
もともとトリコ自体がワンピース(というかジャンプ作品)をかなり随所に取り入れてたので、そのキャラ設定返しというところでしょうか?
戦闘では、さすが革命軍の軍隊長が集結しただけあって、圧倒的な強さであっという間に海賊を一掃していきます。
町を襲った「海賊桃ヒゲ(懸賞金5000万ベリー)」を捕らえた後のベロ・ベティのアメとムチの喋り方がかっこいい!
おい!!腰抜けの貧弱な愚民共ォ!!!
賞金5千万はお前達のものだ
これは革命軍の連絡先。
よく頑張ったわね・・・・!!
いつでも呼んで! 立ち上がる弱者を・・・私達は絶対に見捨てない
ヤバイ。惚れるわw
第905話〝美しい世界〟
頂上戦争で壊滅状態となった海軍本部「マリンフォード」の代わりに新世界の入り口に新設された「海軍本部”ニューマリンフォード”」。
聖地マリージョアを中心にレッドラインを隔てたちょうど反対側に作られてます。
どんな状況になろうとも海軍が 天竜人を守るというこの世界は変わらずですね。
そして、これから世界会議が開催されるというタイミングで”聖地マリージョア”に現れた藤虎!
海軍の新元帥となったサカズキとの約束で「麦わらのルフィとトラファルガー
・ローの首をとってくるまで軍の敷居はまたがせてもらえない」ことになっているはずの藤虎が戻ってきたのには何か思惑があってのことでしょう。
(※一応、藤虎は”聖地マリージョアには軍の敷居は無いはず”という一休さん的なトンチで約束は破ってないと言ってますがwww)
藤虎は”聖地マリージョア”にて海軍本部大将の緑牛(リョクギュウ)と会話してますが、その会話の中で気になることが
あっしが壊してェのは”制度”だ
ということと、ベガパンクの発明について聞かれ
すげェモンが完成してやした
つまり
”王下七武海”はもう要らねェ・・・・!!!!!
という発言をします。これ結構、重要発言じゃないですか?
王下七武海といえば、「強さと知名度で他の海賊に対する抑止力になる」として政府と手を組んでいるものたちですが、ベガパンクの発明1つがこの七武海に匹敵するほどの抑止力になるということ。
その昔、ベガパンクが発見したとされる「 血統因子」に関するものの完璧ver?
それともパシフィスタの完成系?
前者の場合だと藤虎の「すげェモン」って物扱いしてる発言には合わない気がします。
「政府主導で自在に操りながら抑止力にし使いたい」のであれば、後者のパシフィスタの完成系なのかなっと思いますね。
各国の王族も続々と聖地マリージョアへとつながる港へと到着。
ルフィ、サボ、エースが幼少期に過ごした「ゴア王国」の国王も到着しますが、サボの義弟「ステリー」が今は国王とのこと。前国王と王子の不審な死によって数ヶ月前に王座についたとの記載がありますが、完全にコイツがやっただろ感。
リュウグウ王国の護衛を務めるガープ(ルフィの祖父、海軍本部中将)があいかわらずの豪快さでコイツをあしらう様が小気味良いですね。
地上ではじめて見たタイヨウが照らす美しい世界に感動し、ポロポロ涙をこぼしながらしらほし姫が言った言葉
お父様 わたくし・・・叶うなら!!
地上に住んでみたいです・・・!!!
王国の皆様にもこの”タイヨウの世界”を・・・見せてさしあげたい!!
しらほし姫かわいいわぁ。
たぶんこれもルフィが海賊王になる時には叶うことになるんでしょうね!
考えすぎかもしれませんが”タイヨウ”という文字を漢字表記ではなく、カタカナ表記にしているあたりが意味深です。
カタカナ表記される”タイヨウ”といえば思いつくのは「タイヨウの海賊団」
タイヨウの海賊団といえば、フィッシャータイガーが結成した海賊団であり、フィッシャータイガーは「奴隷解放の英雄」でした。
つまり
「タイヨウの世界」=「奴隷が解放され、皆が平等に生きられる光輝く世界」
ということを表現しているのではないでしょうか!
第906話〝聖地マリージョア〟
動く地面という最新文明のように見えるところの地下では悲しいかな労働を強いられている人々の姿が!!
この描写ってなんとなく、ドレスローザに似てるなって思いました。
ドレスローザの時も「愛と情熱とオモチャの国」という一見ファンシーでキラキラした世界が描かれていました。しかし、裏側は小人族やオモチャにされた人々が奴隷として働かされていた。なんとなく似てませんか?
最後のシーンで衝撃が・・・!
ルフィの手配書、そしてもう1枚は誰が描かれているかわからない手配書を持ち、長い階段を上がるマスクのようなものをかぶった者の姿。
長い階段を上がり、巨大な扉を開け進んで辿り着いた先に
巨大な麦わら帽子が!!
擬音で「ヒュオオオ」とこの部屋の様子が描かれているところから察するに冷凍保存されているように見えます。
これはどういうことなのでしょうか?
明らかにサイズからすると巨人族がかぶるような大きさです。
ロジャー、シャンクス、ルフィの前に麦わら帽子をトレードマークにしていた巨人族がいたということ?
”D”の一族の巨人族で思いつくのは”ハグワール・D・サウロ”です。
でも、サウロは麦わら帽子かぶってなかったしなぁ(テンガロンハットだった)。
それにしてもなぜ麦わら帽子そのものがマリージョアで保管されているのかという疑問とさらに気がかりなのは帽子が入っている部屋以外にも他に部屋が6つ並んでいることが確認出来る点。
合計で7つの部屋?
何かに使う必要があるから保管している?
インペルダウンに幽閉されているドフラミンゴが
「マリージョアの”秘密の宝”」という発言をしています。
7つの宝?もしかすると全て集めると願いが叶うというドラゴンボー・・・?
いや、これは冗談だとして残りのパーツも気になるところです。
ここからぶっ飛んだ予想をしてみますが、残り6つは人体パーツかなぁ。
①頭 ②右腕 ③左腕 ④右足 ⑤左足 ⑥胴体 ⑦麦わら帽子 で7つ。
気持ち悪っ!とも思いますが、予想の根拠をあげてみます。
昔、ドフラミンゴが「オペオペの実の能力があれば、マリージョアの国宝を利用して世界の覇権も握れていた!」
という発言をしています。
ここで”国宝を利用”とありますね。
オペオペの実は
・ 人体を切断や縫合する能力
・ 人格移植手術の能力
・ 不老手術の能力
・ ”才気あるものが使えば(=覚醒状態?)”古来よりの人類の夢も叶う能力
※古来よりの人類の夢 = 不老不死 とも考えられますし。
覚醒した悪魔の実とは
・ 本来の能力値を大幅に増強する
・ 自分以外の周囲にも影響を与える
オペオペの実の能力で不老不死状態になった巨人の”D”の一族がいたのでは?
不老不死であるがゆえに100年戦争の際には「バラバラにして凍結させる」という方法以外に勝ち目がなく、冷凍封印されたのではないか?
Dの一族で巨人・・・。サウロではなさそうだとすると、もしかして、ジョイボーイ?
ジョイボーイの人体パーツなのではないか?
そして、ドフラミンゴの目的とは
不老不死のジョイボーイの肉体に自分自身の人格移植を行うことだったのではないか?
不老不死の人間がいるという事実が世界中に知れ渡ればどうなるでしょう?
「天竜人 = 神」とされているいまの世界から
「不老不死の人間 = 神」とみなされて世界が崩壊するのではないか?
元々、本当の神として世界を平和に統治していた”Dの一族”からその神としての地位を奪おうと戦争を起こしたのが、今の天竜人達(人間)であったのではないか?
これがドフラミンゴの父・ドンキホーテ・ホーミング聖が言っていた「元々人間だ」という発言にもつながるのではないか?
と見ています。
もしかすると、バギーが七武海入りしたのもバラバラの実の能力が覚醒した時には周囲のものをバラバラにすることが出来るから=もし、バラバラになっていたジョイボーイの体がくっついてしまうようなことがあった時に、バラバラにする能力者を世界政府側に取り込んでおきたかったからなんてことまで考えちゃいますね。
深読みすればするほど謎が深まりますが、楽しいですね♫
第907話〝虚の玉座(からのぎょくざ)〟
四皇の”カイドウ”と”ビッグマム”がデンデン虫で会話しているところから始まりますが、カイドウはビッグマムに対し一生の恩になるような借りがあるようです。(カイドウ自身は昔の話だ、と否定してますが。)
この後のシーン、ガープとヒナの会話によると恐らく”カイドウ”と”ビッグマム”は昔、”ロックス海賊団”という海賊団の一味であった可能性が高そうです。
船長を失っても力は増してるわ ヒナ心配
というヒナの発言からも、今後ルフィたちの前に立ちふさがる強大な敵としての登場を示唆しているのでしょう。
ただその発言に対し、
心配などムダじゃ!!復活すりゃ驚異じゃが事件は必ずわしらの想像を超えてゆく
と言いながらニヤニヤするガープ。
復活するロックス海賊団とルフィ一味の大規模戦闘という事件の勃発、そしてルフィが勝利してくれるであろう未来の想像までをしたのでしょうか?
一方、マリージョアのパンゲア城内にて、ゴア王国のステリー王が”虚(から)の玉座”の前で誓いを立てるように促されています。
ここで虚の玉座はこう説明されています。
あの玉座には誰も座ってはいけません
「虚(から)の玉座」です!!
各国の王達は皆”平等”であり独裁の欲は持たないという近いです
玉座を守る20本の武器はこの世界を創造した”最初の20人”が800年前に立てた誓い
あの場所こそ世界の中心に位置し誰も座らないことが平和の証(あかし)
世界最高の権力者が天竜人の最高位「五老星」であるようにこの世界にたった一人の”王”などいないのです
とのこと。
この中でサラッと「五老星=天竜人」ということが紹介されているのもビックリですね。
パンゲア城の外では事件が起こってます。
久々登場のクズ天竜人の代表格”チャルロス聖”が「ペットにしてやる」としらほしヒメを無理矢理連れ去ろうとしています。
こいつはホント天竜人への読者の憎悪を募らせてくれる良いキャラですよ。
そこへ畳み掛けるように、このクズを守るためにこれまた久々登場、サイファーポールのロブ・ルッチ。しきりに「天竜人は神」「神なんだから何やっても良い」というようなことを言うわけです。
クライマックスでこれがひっくりかえる時が来ると思えば今は耐えてやろう。
と思いながら読みすすめようとすると、先にネプチューン王がキレてます。
ネプチューン王を止めようとするビビ王女。
そこへ
やめろチャルロス!!
と怒りの棍棒フルスイングをチャルロス聖にぶちかましてくれる人が!!
正体は10年前リュウグウ王国でオトヒメに命を救われた天竜人のドンキホーテ・ミョスガルド聖でした。
亡きオトヒメ王妃に諭(さと)され人間にして貰った!!!
全力であなた方の力になりたい!!!
この発言には読みながら、うわこれマジ!!初めて天竜人側の味方登場って素敵すぎるやん。
と涙出そうになってしまいました。
場面はまたパンゲア城内「権力の間」 に移ります。
五老星の前にはシャンクスの姿が・・・。
今は世界会議(レヴェリー) 立場上君は政治に関わるべきではないぞ
君だから時間を取った
という五老星に対し、
ええ感謝します
ある海賊について話が・・・
と言うシーンで終わりますが、謎が深すぎて分かりません。
かなりシャンクスと五老星が親密な関係にあり、世界会議中でなければ基本的には政治に関わっているとも取れる発言ですからね。
あと気になるのが服装。
シャンクスって日頃こんなマントで黒づくめみたいな格好してなくないですか?
実は裏の諜報部隊的なことでしょうか?
シャンクスが世界政府とグルだったらヤダなぁ。僕らは信じてるよシャンクス!
第908話〝世界会議開幕(レヴェリーかいまく)〟
悪いものも良いものもいる・・・
それは魚人族も同じじゃもん!
お陰で諦めずに済んだミョスガルド
ネプチューン王がミョスガルドに話している内容が良いですね。
場所は移動し、城内の「天竜門」へ。
読者としては一難なってまた一難の悲劇が。
クズ天竜人チャルロス聖のクズ親父”ロズワード聖”が奴隷とされたバーソロミュー・クマに乗って登場します。
衝撃シーンです!それとは別の衝撃も。
・ バーソロミュー・クマがソルベ王国の国王であったこと
・ ジュエリー・ボニーがソルベ王国のコニー王太后に変身していたこと
が紹介されています。
コニー王太后として門番には顔なじみの様子からすると一人二役をこなしているのか、それとも本物のコニー王太后と年齢操作で老けたボニーが激似なのかはここでは判断つきませんでした。
地下では革命軍の会話がなされています。
解放したところで元のくまには戻らないこと、くまの人生こそが世界政府の犠牲そのものということ。
国王だったものが奴隷にまで落とされ、人間性まで失わされるという人生。
早く覆って欲しい〜(すべてのワンピース読者の祈り)。
会議の始まりに合わせ五老星にも慌ただしい雰囲気が。
会話の内容から読み解くと
・ ネフェルタリ家は最初の20人の血族(=天竜人?)で下界に残った裏切り者
・ アラバスタの王コブラが面会を求めてきているのは何かに気づいている?
・ 五老星がコブラを仕留めようと動く可能性が高い
というところですね。ここでコブラに悲しいかな死亡フラグがぁ・・・。
パンゲア城内 「花の部屋」では
マスクマンの名前が判明します。
その名も 「イム様」。
しばらく謎にされるのかと思いきやサラッと名前だしてくるところがスピード感ありますね。
いろいろなところでも語られてますが、「イム」が「仏」と読めます。
偶然にしては出来過ぎですし、良く「神様、仏様、どうかお願いします。」なんていうじゃないですか。
そう考えると「元々の神様であったD一族」との対比として「仏様=イム様」なんじゃないかなぁなんて予想してみたくなりますね。
で、このイム様が切り刻んでる写真(手配書)が
・ しらほし
・ ルフィ
・ 黒ひげティーチ
です。
906話でイム様がルフィの手配書と合わせて持っていたもう1枚の手配書はティーチだったということでしょうね。
シャンクスの言っていたある海賊について・・・というのもここに関係してくるのでしょうか?
また、ここへ来てしらほし姫が狙われているとなるとやはり古代兵器に関してでしょうね。
もしかすると
・ しらほし姫(海)
・ ルフィ(空)
・ ティーチ(陸)
に関する古代兵器かなぁ。
これもここで書いたら果てしなそうなので、別記事にします。
その後、イム様はなんと「虚(から)の玉座」へ座ります。
イム様の前にひざまづく五老星。
天竜人の最高権力「五老星」よりも上の存在であり、虚の玉座に座っていることからも”この世界のたった一人の王”であることが分かります。
五老星はイム様に
歴史より消すべき灯(ともしび)がまた
お決まりでしょうか?然(しか)らば
そのものの名を!!!
とイム様からのお告げ待ちです。
このように真実の歴史に辿り着きそうなものたちを葬ってきたのでしょう。
第909話〝切腹(せっぷく)〟
久々登場、不死鳥マルコ。
白ひげの過去について語られます。
ケチだった白ひげがすべてのお金を故郷に還元していたこと、それを知っていた子分達の想いにグッときます。
ネコマムシとマルコの会話の中に七武海の”ウィーブル”の話が出てきますが、ウィーブルの母親バッキンが元海賊であり、40年近く前に白ひげとも同じ船に乗っていたことを語っています。
時期的に考えると”ロックス海賊団”でしょう。
続々と元ロックス団員(であろうこと)が明かされてきているあたりが、ロックス海賊団の復活に向けた伏線なんでしょう。
そして、ついに
ワノ国へ突入!!
三味線の音色、桜吹雪、富士山(なぜか細いw)、城と余すところなく「和」を表現していて良いってか作者(尾田さん)の趣味でまくりって感じw
フランキー(大工)、ウソップ(ガマの油売り)、ロビン(芸者)と目的に応じて潜入している中で・・・。
ゾロは辻斬り犯の汚名を着せられ、切腹を言い渡されてる真っ最中!!
この中で真犯人であろうお代官のセリフに注目
何とおぬし”墓荒らし”でもあったのか!?
23年前・・・
海賊騒ぎのドサクサで消えた 伝説の剣豪リューマの遺体と名刀”秋水”
リューマの遺体といえば、スリラーバークのゲッコー・モリアがゾンビにしてブルックの影を入れてました!
23年前の海賊騒ぎがどれほどのものだったのか?
海賊とは誰なのか?
う〜ん、悩ましい。
と思ってるうちにゾロが切腹刀をつかって騒ぎを起こしちゃうというw
ゾロらしくて好き♫
第910話〝いざワノ国へ〟
ビッグマムから逃れたルフィたちもワノ国到着!
「富嶽三十六景」や「鯉の滝登り」の描写があり、出てくる敵っぽいキャラも狛犬。これも尾田さん書いてて楽しかっただろうなぁという感じ♫
いずれにしてもまたまた次巻が楽しみですね!
ONE PIECE 巻末にて・・
史上初の遊べるファンブック!!
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TVアニメ放送20週年記念!想像を絶する超大作!
2019年夏公開決定!
とのこと!
想像を絶する超大作!とは言ってくれますねぇ。
「面白い話するからね」って言ってから話すネタ位にハードルを上げてきてますが、大丈夫でしょうか?
どんだけのものだしてくるのか期待して待ちましょう♫
最後に
今作の最後にワノ国編に入りました!
早速、ゾロがやらかしてくれて盛り上がったところで終わっているので、早くも次巻の発売が待ち遠しいですね!
と言うことで今回ホントに長々と読んでいただきありがとうございました!
オシマイィィィィィです😆
P.S 伏線も多すぎたので、楽しく書きすぎてしまいました。w
追記します。